湘南の暴れん坊・東海が10年ぶりの優勝で、青学の3連覇を阻んだ2017年の出雲駅伝。こまっち予想でも1、2位は見事どんぴしゃの結果に終わりました。
予想に使ったデータは、出場各大学の5000m上位6人のタイム合計をそのまま順位にあてはめるというシンプルなもの。では、予想と順位がどう変わったのか見てみましょう。※予想しなかった学連選抜、アイビー、環太平洋は除いた順位です。
順位 | 大学 | 予想 | 違い |
---|---|---|---|
1 | 東海 | 1 | 的中 |
2 | 青山学院 | 2 | 的中 |
3 | 日本体育 | 7 | -4 |
4 | 順天堂 | 5 | -1 |
5 | 東洋 | 3 | +2 |
6 | 神奈川 | 9 | -3 |
7 | 駒沢 | 4 | +3 |
8 | 中央学院 | 8 | 的中 |
9 | 早稲田 | 6 | +3 |
10 | 関西学院 | 12 | -2 |
11 | 立命館 | 11 | 的中 |
12 | 広島経済 | 15 | -3 |
13 | 第一工業 | 14 | -1 |
14 | 日本文理 | 13 | +1 |
DNF | 法政 | 10 | – |
DNF | 岐阜経済 | 16 | – |
的中は4校。16校の順位を予想したうちの4分の1を的中させました。
上位2校をドンピシャで当てたのはなかなかのもんじゃないでしょうか。と、自画自賛してみる。実力的には一騎打ちだから、確率はどっちを勝ちにするかの2分の1だけどね。
日体大が予想より4位も順位を上げてきたのは驚きでしたが、おおむね予想通りの順位に納まっているのが分かります。
「駅伝は持ちタイムで順位が決まる」という当たり前の結論が導き出されました。
駅伝の醍醐味は「駅伝男」にあり
タイム差でほとんど決まるだけなら駅伝なんて、本当につまらないって思いませんか?
そう、駅伝には駅伝ならではの激走を見せてくれる「駅伝男」というのがいるんです。
青学の田村は、駅伝になると根性を見せて区間賞を連発して原監督から「駅伝男」の称号をもらっています。今回は2区で潰滝(15年、中院大)が持っていた区間記録を塗り替えました。
チームのためか、沿道の応援に奮い立ってか知らないけど、持ちタイム以上の根性走りを見せるのが駅伝男の特長。
17年の出雲駅伝、ナンバーワン駅伝男に挙げたいのが日体大のアンカー辻野です。
5区でタスキを受け取った日体大・辻野は区間3位を記録。チームを3位に押し上げる原動力になりました。今大会随一の爽やかガッツポーズを見せたゴールシーンが心に残っています。
次は11月5日の全日本です。どんな予想になるか今から楽しみ~
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